リコン決意日

心理的ギャクタイ

女性公認心理師と男性公認心理師と子どもとモラハラオットと私の5人のテーブルにて。

言っても通じない、言っても仕方ないといつも言う子どもは、力を振り絞って言語化してくれる。

「コドクが続いて自分が耐えられるかどうか心配。ぼくの苦しみのしんどさも、苦しみのわけもみんな、わかっていない。」

モラハラオットは一人暮らしの弟が唯一心を許せる相手であるので、弟の家に行く時はうきうきして出かけて行く。結婚してからずっとそう。

今回も、父子対決というか作ってこなかった関係性をこれから作っていくということに挑む正念場に、通院もあるので泊ってくるという。

子どもが

「お父さん、こっちを向いてよ。ぼくのこと見てよ。耳を傾けてよ。」

と心の中で叫んでいるのに声は届かない。

私が別室で、お願いだから泊まらずに帰ってきてほしいと耳打ちして懇願したので、泊まらずに帰ってきた。ことの重大さを理解して決めたのか、それともまた大げさなこと言ってと仕方なく応じたのか。

私はモラハラオットに、子どもの主張をその都度通訳しないといけないのか?永遠に。

そんなの続かないよ。

話し合いのテーブルでモラハラオットが

「弟といる方がラクなんだよね。ここよりも

子どもの目の前で!

我が子、大丈夫?

これは、心理的虐待じゃなくてなんなの?

公認心理師は子どもを注視していて、危険な状態なら何か手立てをとる態勢にある。

「子どもは欲しくなかったんだよね。」

このことばも子どもが生まれてから、私に言ったことば。これは子どもの目の前では言っていない。

子どもに直接放ったこの日、更に決意が固まっていく。

案の定その後、子どもはあのことばがショックで頭から離れないから助けてと公認心理師に訴えた。気持ちを聞き出してくれた。いや、聞き出すというのは、強制的な感じがするからそうじゃない。言語化が苦手な子どもに何時間もじっくりつきあってくれて、待ってくれる。だから沈黙時間も多い。

最後に言ってくれてありがとう。と。

そして、翌日も父子の橋渡しをしてくれる。

その前に必ずモラハラオットに聞く。

「お父さんは○○くんのことが大切ですか?」

大切だと答えるモラハラオットに対して

「お父さんはこれからどうしていきたいですか?」

モラハラオットは修復していきたいと答えるので、ではまた振り出しから取り組みましょうと励ましてくれる。私は内心もう無理だと思った。2%くらいかな。変わる確率は。

それまで子どもがもたない。

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