脊柱管狭窄症は脳神経外科へ

腰が痛い時、筋肉痛、骨関係の具合が悪い時、みなさんは何科へかかりますか?

痛い時はドクターを選択する時間もありませんので、家族や知人に紹介してもらうか、なるべく良いドクターにかかりたいとGoogle先生にお世話になっている方も多いのではないでしょうか?私は、

脊柱管狭窄症なら脳神経外科医が良い!

と実感しました。

ん?何で整形外科じゃないの?と思いますよね。

ふつうは、整形外科へ行きますよね。

歯科医院や内科と同じようによく見かける整形外科。

一人目の整形外科医Aの診断

当時腰が痛い痛いと鍼灸治療やマッサージや自己流体操、鎮痛剤入りの湿布を背中一面に張るなどしてきた母(毒親)が脊柱管狭窄症と圧迫骨折であると整形外科医Aに診断されました。

ちなみに消炎鎮痛剤入りの湿布、ドラッグストアなどで買うと値段が高いんですよね。病院で出してもらえるのは私なら3割の値段、母の場合は1割の値段です。昨今は以前ほどたくさん枚数を出してもらえないと母は嘆いていました。

母の押し入れは薬の在庫置き場のようでした。救急箱の拡大版みたいな。常にお目当ての薬を探すのにガサゴソしていました。

私が見かねて取り出すいようにキャスター付きの10段トレーを購入し、種類ごとに分けて収納したものでした。

私も心配で通院から生活介助全般を行い、全面的に経済的支援もしてきました。

二人目の整形外科医Bで手術を予約

そのA整形外科医に紹介状を書いてもらい、手術のできる病院のB整形外科医で、ブロック注射治療などを試しても効果がないことを確認してから、手術に踏み切ることを決断し、スケジュールが厳しい中をお願いすることにしました。

予約取り消し三人目の脳神経外科医Cへ

ところが、母はそのB整形外科医と相性が良くないと言って、別の医師にしたいと言い出しましたので、私も、んじゃあ、ネットで調べるっぺと検索し、最終的に大きな病院の脳神経外科の医師を見つけ、直感的にこの人いいかも!と決断し、厚かましくもB整形外科医に、C脳神経外科医への紹介状を書いてもらうことにしました。

手術までお願いしておきながら、転院するのは気が引けましたが、率直にお願いしました。

B整形外科医曰く、「どこでやっても同じだと思いますけどねー。それに、病院宛に紹介状を書くのはいいんですけれど、ドクター指名は無理だと思いますよー。」

私は、「いえ、ドクター指名でお願いします」と押しました。

私がC脳神経外科医を選んだのは、派手な宣伝文句でもなく、無デザインながらも、ホームページでの治療法の紹介を見たからでした。中でも手書きの骨の構造図に人柄を感じさせます。むしろ、お金をかけた広告ではないのでそのことが信頼できたと思います。他の有名な建物が立派な整形外科病院は、患者獲得したい感がアリアリだったので敬遠しました。人件費削って、広告宣伝費にお金をかけているのが伝わってきます。

背骨の病気は外国では70%くらいが脳神経外科医が治療を担っているそうです。

脳!神経外科という科名はおそらく日本独特のものであるらしく、脳のみを診る科だと誤解されてしまっているとのことです。私もそう思っていました^^

Ⅽ脳神経外科医の、

敵対するのではなく整形外科医と脳神経外科医が手を取り合って、知恵を出し患者の病気を治療していこう!

というこの理念を掲げていることが、ステキでお願いする決め手になりました。

実際お会いしてみると、やはりステキなドクターでした。

気さくで、やさしくて、一緒にがんばろうと言ってくれる。しかし、こちらがシュンとならないように配慮して伝えるべきことは言ってくれる。

看護師さんや事務員の人に対してもドクターと同じように接し態度を変えない。

私がびっくりしたのは、母の診察中にC脳神経外科医が現在も週一で勤務しているもう一つの病院に電話をかけた時のできごと。

週一で勤務している病院とは、現在の大きな病院に赴任する前に勤務していたところです。

「私以前そちらでお世話になっておりましたCと申しますが、お忙しいところ申し訳ありません。事務のHさんはいらっしゃいますでしょうか?」

C脳神経外科医がここまで脳神経外科分野で病院を作り上げてきた一人であった方であろうと想像しています。なのに微塵もそんな態度はなくて、私はこの電話のやり取りに目を丸くしました。

後に知人が言います。

C脳神経外科医のお弟子さんのドクターに脊柱管狭窄症の手術をしてもらったが、私もCドクターにやってほしかったよ。人気で無理だったよ。

どうやって診てもらえたの??

次回は、母の血液内科領域でのセカンドオピニオンの事例を紹介したいと思います。

セカンドオピニオンが叫ばれて久しいですが、なかなかできないものですよね。

もし、利用してみたいなぁと思っている方がいたら、私のこんな経験が参考になればうれしいです^^

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